2016年1月5日火曜日

大晦日

2015年12月31日琉球新報
日韓慰安婦問題合意のニュースから、日韓双方で諸々の動きが報道され、極端?な動きが注目される。
ネットから見えてきたのは、日本の右翼の不満であり右傾斜の強い安倍政権へ影響報道であり、続き韓国政府の当事者や関係団体への行動報道、さらに韓国内外の関係団体からの強い反発報道となり、そして日本政府関係者の慰安婦少女像移設がなければ10億円の基金拠出金を払わない発言報道となる。
今回の交渉、最初から日本側の強気な姿勢が色濃く出た流れで内容条件からも、それは隠せないものである。
日本政府の謝罪はあるものも、ほぼ日本側に添った内容だ。
合意内容を確認すれば日本バイアスを外せば直ぐに分かる。
外交的には日本側の勝ちでもあるにも関わらず、韓国側の反応へ強気のさらなる上から目線の強引さを見せている。
普通に考えれば、非常にマズイやり方、バカさ加減にウンザリする。
合意内容からすれば、韓国政府以外の韓国側の反応は当然な反応であり、時間的な事も含めて大人の対応を日本側がするはずである。
日本の報道には「この問題を今後繰り返さない、慰安婦少女像の移設撤去」など全否定の内容に比べ、日本側は「日本政府の謝罪」当然な当たり前の事しかない。後は10億円というお金。
この一連の流れから今回の日韓慰安婦問題合意の日韓両政府の目的、動機が日韓の歴史認識や慰安婦問題の解決という表向きの問題解決が目的、動機ではないと誰もが考えている事を証明する事になる。それが目的かもしれない。
日韓の歴史認識問題、特に慰安婦問題はアメリカ軍事力に頼る日韓両国の軍事コミニケーションの最大の障害であり、その弊害は日韓両国だけの問題を超えた西側軍事抑止力の網が極東で穴が空いた状態を示している。
朝鮮動乱、北朝鮮という極地的な抑止力を超え、対ロシアへの世界的規模の抑止力である。
秋から急速に日韓問題がクローズアップされ電撃的な今回の日韓合意は、かなりの力が両国に対して動いたとしか考えられない。特に韓国への圧力は半端なく、その圧力内容から日本側の高圧的な交渉、合意内容とならざるを得なかったのだろう。
日韓とアメリカの集団的自衛権行使への環境整備がアメリカにとって急務であり、中国にとっても極東アジアの安定は習体制下での優先事項として利害が一致する。
中国の南シナ海などの拡張路線はアメリカ中国両国のコントロール下であり、不安定要素は台湾の選挙による政権交代しかなく、いかなる政権が誕生しようとも米中の結束がこの地域の安定への自信と条件になる。
唯一、ロシアだけがアメリカがどこと組んでもコントロール下におけない国であり、現況下における危機である。
極東アジアでの抑止力、安全保障の網の穴を塞ぐ事が中東シリア情勢へ強いコミットが可能になる。
昨日のスプートニクの記事に、プーチン大統領が安倍晋三総理に年末の挨拶を送ったとある。
こっちの方が怖い話だ。
その記事を添付して置くか。

2016年1月4日月曜日

マジック

腑に落ちないのが原油価格の下落が続いている事だ。
下落の原因が新興国の経済停滞による原油消費の減少と言われている。
本当だろうか?
ここ数日の原油価格の動向は把握していない。さほど変わりはないだろう。動きがあれば見逃すはずはない。1バーレル35ドル〜40ドルを超える事はない。今後も長期的に原油価格が上昇する見通しはない。
世界の三大産油国はアメリカ、ロシア、サウジアラビアである。三カ国が抜けた存在だ。
先日、サウジアラビアの財政赤字が記事になった。
原油産出国はすべて原油価格下落の影響は受けているはずである。
アメリカは別格で原油消費国でもあり、シェールガス石油業界の淘汰で収まり国内経済への影響は最低限に抑えている。
ロシアはどうだろう。影響は出ているはずだ。外貨収入が激減しているはずだがニュースでの論評はない。唯一、シリア、IS対策で徹底的に石油関連施設を破壊している。タンクローリーも確実に潰している。
ISから流れた原油はトルコ経由で流失し換金化されたのは周知の事実となり、トルコ大統領の息子の関与が伝わってはいるが、その先が不透明だ。
利害関係から見れば、サウジアラビアの姿勢は不思議としか思えない。国家収入財政のほとんどを原油輸出で賄う国が赤字までして原油価格下落を維持している理由だ。OPECの主要国であり原油価格への価格決定へ大きな影響力を持つ国が黙っている。
時代は以前のOPECの影響力がないにしろ減産調整などの話は単語すら出てこない。
この間、変化があったのは、イラン核合意による経済制裁解除によるイラン原油の市場への参入であり、闇原油市場へのIS原油である。
原油価格の異常な低価格を維持する目的動機が単なる原油市場の縮小で語られるものなのが疑問になる。
闇に流れたIS原油の対策、闇利権なり闇資金、クリーニング?
もしくはイラン原油への投資スピードを落とすのが目的とも思えず、ロシアへ原油売上による外貨流入を止める兵糧攻めであれば、かなり、長期化する。
ロシアにエネルギーを頼っているヨーロッパ諸国にとってロシアエネルギーは切り離せない関係からロシアへの経済制裁を続けるためには原油価格の下落安定は欠かせない。NATOの対ロシア結束条件なのかもしれない。
軍事以外の原油価格の戦いは軍事力以上に力と力の激しいぶつかり合いかもしれない。その勝負の形勢が現れたのちに軍事行動というわかりやすい事になるのか?
今、ウクライナにISが集結しつつあるという報道もあり、どのサイドで紛争を移すのかも大事な戦局になる。
シリアならばロシア優勢であり、ウクライナならアメリカの反攻が始まったとなるのだろうか。
歴史は突然に変わる。
ナチスヒトラーでさえ、最友好国はアメリカであり、最大の支援国でもあった。
そのような中で国内世論は内向き過ぎる。
アメリカの社会文化とも企業文化、起業環境を絶賛するような記事がもてはやされるが彼らに投資するのは旧態以前のアメリカ財閥、グレートファミリーであり、顔の取り替えでしかない。資本主義の最たる現象でしかない。そのシステムで富は集約されていき最投資へ向かうだけの通過点がベンチャービジネスでしかない。

認知欲求

認めてもらうというキーワードが中々難しい。
若い女の子のミニスカート、見えそうで見えない笑。
その女の子がミニスカートを着る動機、価値観がおじさん達には理解ができていない。
誰に見てもらい、誰に認めてもらうか?
そこが完全にズレている。おっさん価値観はエロチシズム的であり、性的視線に呪縛されている。しかし、女の子はまったく違う。見せる対象は同性であり、同性の評価であり認められる事で異性は二次的でしかない。エロではなく美意識の延長線上のきわどさなど男性のおっさんからしたら理解を超えた世界でしかない。コスチュームであり、見える見えないではない。見えても美的であれば良く見えることも前提になる。
袖の長いセーターから指先だけ出して頬づえする仕草と変わらないなんて化粧の仕方、アイラインの引き方眼差しの作り方までセットな価値観など分かるはずもない。
これでは傷つく男性ばかりで人間不信社会不信の受難な時代だ。
恋愛などリスクの高いものに精神性など掛けられないとなるな。
スティーブジョブズ言わずと知れたアップルの創業者、彼を慕い支持する若者は多い。彼らの行動原理にも影響を与えている。
スティーブジョブズが何をして支持されているのか新しい発明、発見など世の中を変える偉業業績はあったか。
確かに世の中に溢れるアップル商品、その量、シェアによる影響はある。
彼の業績はコーディネイト力であり、具現力による、ある物を集めて目新しさの企画力と思っている。間違えたらゴメン。
飛び抜けた技術や発明がなく、横並びの製品群でのデザイン力や企画力が強い力を持ってしまうのは仕方ないが、いずれ壁になり大きな発展はないこれまでの財産の食いつぶしでしかない。
新たな技術や発明発見によってインスピレーションや発想力が新しく生まれるのが常だ。時間と努力と資金が掛かるそこへの興味がいくより、与えられた条件で効率よく形にするテクニックへと達成価値観がある。
しかし、それは人類の進化過程での王道ではない。それでは未だに石器時代のままだろう。
安保法の参議院委員会、本会議採決において、話題になったひとり牛歩に象徴されるように過去のリメイクしか思いつかない。山本太郎の行動は評価するが、あれだけの若い人たちが集まり最終的に牛歩に縋ったのは、牛歩を生み出した数十年前から後退した姿ではないだろうか?
紙面記事や行政からもてはやされる若者参加の街づくりや産業政策を見ても予算ありき一括交付金前提が全てと言っていいほど、箱物なり設置産業が中心になる。
発想以前に条件や前提に完全に縛られた状態でなければ発想そのものが成り立たないサガに取り憑かれている。
人が生きるとはなど哲学的要素をほとんど省みる価値観が欠如した自覚がない。違う価値観による新たな発想など非現実的生産性のない独特の合理性から来ている。
団塊世代と若者の相性の良さは共に無機質さへの傾斜ではないかな?
シールズの話は、なんの抵抗もなく違和感も異論もないほど肌に馴染む。
この馴染み方に疑問を感じている。私以上に団塊世代には代弁者のように聞こえるだろう。
そのことからの不安は、果たして彼らのシールズと同世代には伝わるのかと伝わっているのかという疑問だ。
高度成長期世代と40年も違う生活環境で育った彼ら若い世代の感性の違いを意識する事なく、言葉に酔いしれ過度の期待をかけようとする団塊世代の方が危うく思う。政治的にほとんど結果と存在感を出せなかった世代から絶賛されてはと言えば団塊世代に失礼か♬
その下の世代の代表が安倍晋三となる。

50億円か

2015年12月30日琉球新報
ひと言ふた言つけたくなる記事が多い紙面。
それにしても、琉球新報は徹底して反政府の姿勢は見事と言うしかないか。
赤旗ならぬ琉旗だな。
琉球新報の社長自ら対談が一面とは。編集長の裁量ではなく社を挙げての紙面姿勢、というより闘争だな。
いずれにしろ、多々の視線で捉える言のできる記事が多い紙面になっている。
大田元知事の官房機密費50億円受け取り記事、週刊誌に載りネットで拡散され、後日、大田氏が否定する。
要約すると、官房機密費が使われた。金額が50億円。どう使われたか不明、中央省庁役人が使ったが不明という話だ。
官房機密費50億円と大田元知事というだけで内容など後まわしのインパクトだけが残ったが、先ず、金額の50億円という突飛な金額だ。官房機密費と言えども限られた予算、50億円という金額の不自然さ。
使い途が不明、役人が寄って集って使った。官房機密費にしてはおかしな話。
特別な沖縄関連予算なら辻褄が合う。大田元知事の表現の不味さが誤解を生んでいるのだろう。
インタビューが酒の席での居酒屋話となら分かりやすい。大田元知事の感情論的話だろう。
後からの反論も官房機密費のようなものとなっている。大事な時期に老ぼれは出しゃばらない方が社会の為だ。ガードが甘過ぎる。
似たような話が座間味村にもある。沖縄戦アメリカ軍の座間味島上陸作戦による住民の集団自決への軍命があったかなかったか。
裁判にもなった教科書問題だ。当時の守備隊長梅沢氏がこっそり座間味島へ宿泊し戦後の元村助役の宿で酒を飲み口説き署名捺印入りで軍命はなかったと書面をもらった。
口説き文句は梅沢氏の母が死ぬ前に汚名を晴らしたいための個人的なものだと連日の口説きに折れたものだが、当の元村助役は戦時中、島にはいなかった。それが裁判の証拠資料として使われた。
年寄りの寂しさはわかるが歳をとれば情に脆くなる自覚など難しいか。

2016年1月3日日曜日

反動

2015年12月29日琉球新報
反動だね。
県内二紙を潰せの右派への根深い感情が隠せない。
大きなニュースだが損得を考えると安倍支持率アップ要素の日韓慰安婦問題合意でしかない。
確かに字面での評価はできないにしても大きなニュースには間違いない。冷静さでのバランスが欠けている。
新聞への政権圧力の強さへの対応の違いとも取れる。
しかし、アメリカ、欧米や中国の評価が大袈裟過ぎる。ヨーロッパから極東の小さな二国間問題を大きな歴史的前進と評価するとは敏感過ぎるというのが今の国際情報を表している。
ロシア、ウクライナ、シリア、トルコが緊迫していなければ、このような評価にはならない。
西欧軍事ネットワークにとって大きなニュースであり、日韓慰安婦問題合意が歴史的大きな前進を評価するものではない。
ロシアの東の綻びの目処に前進が見えただけであり、紙面にある安倍政権の政策転換が踊るのを見て、おおさか維新の橋下徹から吉村へソフトランディングと同じ。
来年はソフト路線の周知戦術が続くか。
それにしても、琉球新報の赤旗化は言い過ぎかな?色の濃さは際立つ。タイムスにはわかるのだろうな。

北谷町町長の野国昌春氏、長く北谷町町長をやっている。私の記憶違いでなければ、沖縄電力労組の役員、旧同盟沖縄の役員を経て北谷町町長。
旧総評系の県労協サイドから見れば、労組系と言っても保守色が強いイメージ。
公明党県議の吉田かつひろ氏も沖教組?
見事な転身である。
政治的に革新リベラル勢力の代表的存在とも言える労働組合、しかし、その実態は保守性によって成り立つ、当然、組織幹部までやった人ほど思考と行動は保守的になる。
組織内の団体とは性質上そのようなものである。
革新リベラルらしさのイメージはアナキーズム、アナキーと勘違いされて革新リベラルのイメージと思い込んでいる。まったく異質なカテゴリーだろう。
市民団体にしろ本体は保守性を帯び、周りにアナキーが取り囲む。
保守リベラルはあっても革新リベラルなど勘違いだろう。革新にリベラルなど成り立つ訳がない。
役所に至っては保守性の塊で、警察組織と五十歩百歩な組織保身が大前提。
彼らの特性までは理解できるが彼らと利害が一致する瞬間的なタイミングを見極めるのは困難な作業になる。見間違えば深い海の底の貝、それもたまに噛み付くから厄介だ。

やはり、歴史は面白いな。たまたま、車の運転中に音声だけのテレビを聞いていたら、浅井長政の話が流れてくる。
同盟関係の信長をナゼ裏切ったのかという問いが出てくる。
その答えがよって立つ経済基盤の違い、経済システムの違いからくる。戦いという結論だ。
浅井長政の配下の家来は国人、地侍、土豪で成り立ち、それぞれ規模は違えど領地に根ざした経済基盤で成り立っている。
旧来の荘園制度であり、複雑に入り込め所有関係が続いている地域であり、信長、秀吉は対照的にその経済基盤を壊すことで成長した勢力となる。信長、秀吉の天下統一の歩みが旧来の経済基盤を壊すことで達成するのだが途中で信長が死に秀吉になり中途半端な状態で毛利や島津などその他が残ることになる。
土地と領主の絆が残ることにより政治的に地域性が出ることになる。
古今東西、変わらぬ構図であり、世界的にも同じような事が今なお続いている。
それが幕末明治維新まで続くことになる。
NHK大河ドラマの変せんも政治と合わせて見るとオカルト的には面白い。
2013年の八重の桜と2015年の花燃ゆとはかなり、感じが違う。共に視聴率が悪く、花燃ゆは最低更新となりそうだ。
八重の桜は会津、負け側の話で誇りがあったが花燃ゆは驕りにしか見えない不思議、たまたま、安倍政権だからだろうか。
やけに長州を印象付けてしまった。
いずれにしろ、社会システム、経済基盤の変革、破壊が行われた歴史的な事件として、大化改新、信長秀吉徳川、明治維新という勝手な線引きだ。
敗戦により、大きくその社会システムが変わるはずが実際は再利用というアメリカ政策により、日本人とドイツが再生され、アメリカ政策の成功例として今日まで続いているが、ソ連崩壊からロシアにおいても順調に進んでいくはずであったがプーチンの登場で雲行きが怪しくなり、アメリカ政策が通用しない実例と成りつつあるのが今の国際情勢だろう。
プーチンの国内政策の成功を防ぐ事ができずに、その勢いが周辺諸国に及び始め、諸所の条件も重なり、ロシア国内へ押し戻し再逆転のアメリカの取り組みが裏目に出た形だ。シリア、イラク、イランというアメリカ政策によらない中東地域の誕生という危機にアメリカが追い込まれた形だ。
トルコにとってもイスラエル、サウジにとっても危機的な存在に関わる大問題になってしまう。
そして、昨日、段取り通りの日韓慰安婦問題合意が有無を言わさず合意である。実態はともあれ、これでアメリカを挟んだ日韓の軍事的不協和音は形だけでも取り除けた。
その成果にヨーロッパが最大限の評価になり、アメリカの控えめの評価と中国の冷めた評価になる。ロシアからの評価ニュースはまだ見ていない。
経済基盤の変化というTPPもやがて紆余曲折が絡み合って続いていくだろうな。
陰謀論の結論は
アメリカ政策の失敗したロシアと失敗にこれから向かいそうな日本との武力衝突を如何に演出し向かわせるか。一石二鳥のダメージコントロールだ。
再利用の弊害をなくすにはダメージを与えるしかない。日露戦争の再現が理想となる。

貧困と貧しさ

2015年12月28日琉球新報
新聞は正月用新聞紙面作成に取っ掛かり、寂しい年末記事のようだ。
今日も高校生の貧困問題が一面、「中」とあるから明日も同じ紙面作りになるだろう。
昨日、たまたま、ワールドビジョンの番組がテレビで流れていた。
バングラデシュの子どもたちの支援スポンサーの取り組みである。
月額4500円から、支援スポンサーひとりでバングラデシュの子どもひとりを支援し学校へ通わせ、同時に親の職業支援まで取り組む内容だ。
国際NGOだが今の世の中、どこまで信用していいのやら?しかし、番組は情緒的で余裕があれば申し込んでしまう動機付けには上手く作られている。
沖縄の高校生の貧困記事の内容とバングラデシュの子どもたちの状況は、まったく同じ生活状況を表しているがバングラデシュの風景が酷く見えるのは社会背景のせいで日本という国を背景にした場合の悲壮感とは別に見えるから不思議だ。
番組を見ていない人に説明するのは難しいが、今日の高校生の貧困記事の内容とまったく同じ実態であり、違うの社会地域背景だけである。
貧困と貧しさは似ているが違う尺度だと言っても意味のない話だろう。
子ども教育費無料化、高校生授業料無料化など民主党政権の目玉政策が頓挫し、ストレートに若年層教育費無料化政策のすべてが否定された形で世論形成がなされて歪な形で闇に葬られた。
未だに、この議論は民主党批判とセットで攻撃を受けている。財源など具体性のない政策としての評価が大手を振って歩いている。
宜野湾市長選挙候補者討論会でシムラ恵一郎氏の政策へも民主党政策の失敗に被せてイメージ操作がなされている。
民主党の経営の失敗であり、政策内容の間違いではないことの整理をやらないことが逆方向に進み世論として無謀な政策評価として定着させられている。手垢のついた政策の再構築は中々難しい。
政策実行、財源などは政治の意思の問題であり、三方得などなく三方損でしか実際の政策は進められない。
企業の内部留保が焼け太りし、さらに法人税減税、率ではなく額での高額納税者優遇など媚び諂う政治社会では平等な社会など難しい。
社会果実の恩恵を多く受けた人が社会コストを多く負担する当然な健全な世論が媚び諂う世の中ではできないのだろう。
年末忘年会季節、居酒屋などで集う機会も多くなる。そこでの会費について、都市地区と田舎では金額の差が話題になった。田舎が三千円で都市地区が二千円との平均値。都市地区がデフレ現象があるのではないかとの意見もある。確かに都市地区の物価は安いところは多い、選択肢がある。しかし、それだけであろうか?所得の多い少ないやデフレだけだろうか。田舎の人的コミニケーションコストの比重の大きさだけだろうか。
生活に置ける固定費や使えるお金、流動資産の割合、額が田舎と都市地区と果たしてどちらが所得に対して大きいか。
豊かそうで見えて、使えるお金の割合から、意外と都市地区は貧しいとも言えなくはないか?
固定費の中には家賃など衣食住、交通費、地域生活レベル維持コスト、子ども習い事など諸々。
貧しく見えないためのコストなど。その一線を踏み越えた多くの人たちの姿は見えなくなり、居酒屋の会費、割り勘で見えたりして。
居酒屋へ行けない人を除いた平均値だ。
一度都市地区コミニケーションが維持できなくなれば、復帰はかなり難しくなり、戦うべき一線は割り勘二千円を守ることになる。

貧困から徐福か

2015年12月27日琉球新報

「教職員から見た生徒の経済状況アンケート」関連記事が一面を飾り、紙面風景がガラリと変わっている。
教職員とあるが教職員組合の取組なのか数日前からの特集記事をさほど注意深くは見てはない。
沖教組は昔に比べれば、体裁を保つのがやっと?なのかくらいしか存在感がなく、高教組は少しは元気なのかな。
いずれにしろ、今回のアンケート調査の意義は大きい。しかし、あくまで学校の先生であれ組合であれ私的な調査である。
県なり市町村、学校が公的に行なった調査ではない。
生活保護の問題もあり、公的な調査もやれない実態があるのだろう。
行政や政治家の発言もオフレコ発言とのトーンの違いは、問題の切り口を探せないのではないか。小手先、誤魔化しの手当てしかできない、正面からテーブルに乗せにくい具体的な政策、予算の付け方規模など計算さえ見当がつかない。趣旨説明しら整理できるのだろうか?
新聞社の姿勢や問題意識を表した形だけど、大きなネタがないのもあっただろう。そして政権批判、基地への反対姿勢などへの政治的な中和効果もあるのかな?
中村正人市議の記事が大きくある。おおさか維新の沖縄での旗揚げでの取り扱い。嫌な役回りだろう。
実態は空中分解気味の政党を代表して話をしなければならない立場を恨んでいる。先のある政治家、地方議員の顔を一人一人潰していく、このような政党など見た事がない。いくら体面を作っても結果、ウソをつかされる。誰でも嫌な話だ。
儀武氏の参院選比例の件と儀間氏への人情からの留任だろう。一番怒っているかもしれない。
宜野湾市長選挙、表向きの字面だけになり、実態は自主投票、一部それ以上という組織として恥ずかしい醜態だな。ひとえに下地ミキオのアミダくじな政治姿勢に振り回された被害者か?

かりゆしウエアは好きではない♬
確かに都合のいい便利なものだ。しかし、それさえも強制ではと感じる場面もある。
もっと楽に着させてもらえればな。
ま、沖縄らしい「ナ〜ナ〜さ」の表れか?
論壇に加害者意識について書かれている。簡単そうで中々、伝わらない加害意識。沖縄だから言える加害意識なのだろうか。
ネットの言論からみると日本の文化には加害意識などが存在しない可能性がある。すべて神にして神社に祭り、忘れ、己の罪さえ祭り上げた神に背負わせてしまう文化であるから加害意識など上手く昇華してきたのが日本の歴史だとすれば、有史以来、かなり、ひどい事をやって来た民族の知恵かもしれない。
ただ一人、天皇だけが呵責の念という昭和天皇がやり残した責務を背負っているような番組が天皇誕生日にあった。それさえも加害意識ではなく、うちに向けた呵責である。まして国民に日本の暴力性を認め悔い改めよとは決して言わない。
しかし、沖縄の日本化は知らず知らず進んでいる。琉球王国の過大評価が当たり前に定着し、世界遺産になった首里城を40年振りに見たときの違和感たらありしない。
こんな立派な国なら、薩摩如きに少数の薩摩侍にいとも簡単にやられるはずはない笑
ヤクザに毛の生えた豪族程度が妥当な評価とするのが客観性がある。
あまりにも立派な首里城を見て沖縄の選民意識の勘違いは日本が進んできた歴史と重なる手法だろう。名も知らない南海の孤島でいけない理由は何だろうね。
琉球独自とか言われている海洋貿易すら怪しい。なぜ、尚家が伊是名出身なのか?北山王国、為朝伝説など胡散臭い。日本史の流れから貿易は清盛の流れとも推測も可能だ。
薩摩の侵攻もその流れとも言えなくもない。
戦後独立したフィリピンなど西太平洋の島々に国という概念はない。その一部である沖縄だけが国という概念があるはずもなく、外部から持ち込まれたと考えるのが普通、台湾ですら近代であり、無理やりでしかない。アムール川流域といい無国家世界観など想像すらできない洗脳された歴史感では無理だな
無理を承知でさらに遡れば、徐福に行き着いてしまう。秦の始皇帝の時代になってしまう♬