2015年9月7日月曜日

綿密なスケジュール管理に綻びはないのか

 日本政府と沖縄県の辺野古集中協議の最終会合が安倍総理や菅官房長官、関係閣僚と翁長知事、安慶田副知事が参加して行われた。
 


 最後の辺野古集中協議 やはり双方の溝は埋まらず(2015/09/07 18:00)

 集中協議終了後も沖縄県との協議は行いたいとする政府に、翁長知事が集中協議終了後に工事は再開するのかとの問いに工事再開を明言した政府。
 翁長知事は断固阻止すると答える。



 8月4日に決まった一ヶ月間の埋め立て作業の一時中止と8月10日から9月9日までの政府と沖縄県の辺野古集中協議は、どのような意味があったのかテレ朝のニュース映像と記事で振り返って見よう。そして、今後のスケジュールを確認してみる。


政府 埋め立て工事を1カ月中断 沖縄県と集中協議(2015/08/04 11:45)

「資材搬入や設計で沖縄との協議も中断」 中谷大臣(2015/08/04 13:40)

政府、移設方針は変えず しかし「丁寧さ」アピール(2015/08/04 17:56)

辺野古「集中協議後は工事再開を」 自民・国防部会(2015/08/06 15:00)

議論は…辺野古移設 政府と沖縄県「集中協議」(2015/08/12 18:08)


「辺野古移設」は平行線…防衛大臣と沖縄知事が会談(2015/08/16 17:37)

沖縄「政治の堕落だ」 辺野古協議、政府との溝深く(2015/08/18 18:32)

杉田官房副長官が沖縄入り 基地移設で集中協議へ(2015/08/24 01:02)

菅長官、辺野古中断の延長示唆 “台風の影響”で(2015/08/25 14:55)

“辺野古”集中協議 議事録、作られてなかった(2015/08/27 23:00)

政府と沖縄、歩み寄りあるか?辺野古移設で集中協議(2015/08/29 17:34)

見解の違い浮き彫りに…普天間基地巡り集中協議(2015/08/30 00:20)



現在、沖縄県の水域環境調査が行われている。調査は13日に終了する予定で政府も集中協議終了日の9日以降も沖縄県の調査が終了するまで停止するよう伝えられている。
 14日以降の翁長知事による実際の取り消しは正式発表からひと月ほどあとになる。
 辺野古移設工事の本体工事着手は10月を政府は目指している。
 翁長知事は9月22日には国連での演説に向かうため、訪米前に埋め立て承認取り消しを正式に発表することになるのか。

 9月8日は自民党総裁選の告示日、選挙になれば日程はかなり変わってくる。可能性から無投票を前提に辺野古問題も含めて、最大の安保法案可決に向け進む。
 13、14日で公聴会を開催し、16日に委員会審議打ち切り、参議院で採決成立の日程が流れている。
 その後、国連へ行く。アメリカへの報告がメインだろう。

今朝の琉球新報社説を載せます。





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