2016年1月4日月曜日

50億円か

2015年12月30日琉球新報
ひと言ふた言つけたくなる記事が多い紙面。
それにしても、琉球新報は徹底して反政府の姿勢は見事と言うしかないか。
赤旗ならぬ琉旗だな。
琉球新報の社長自ら対談が一面とは。編集長の裁量ではなく社を挙げての紙面姿勢、というより闘争だな。
いずれにしろ、多々の視線で捉える言のできる記事が多い紙面になっている。
大田元知事の官房機密費50億円受け取り記事、週刊誌に載りネットで拡散され、後日、大田氏が否定する。
要約すると、官房機密費が使われた。金額が50億円。どう使われたか不明、中央省庁役人が使ったが不明という話だ。
官房機密費50億円と大田元知事というだけで内容など後まわしのインパクトだけが残ったが、先ず、金額の50億円という突飛な金額だ。官房機密費と言えども限られた予算、50億円という金額の不自然さ。
使い途が不明、役人が寄って集って使った。官房機密費にしてはおかしな話。
特別な沖縄関連予算なら辻褄が合う。大田元知事の表現の不味さが誤解を生んでいるのだろう。
インタビューが酒の席での居酒屋話となら分かりやすい。大田元知事の感情論的話だろう。
後からの反論も官房機密費のようなものとなっている。大事な時期に老ぼれは出しゃばらない方が社会の為だ。ガードが甘過ぎる。
似たような話が座間味村にもある。沖縄戦アメリカ軍の座間味島上陸作戦による住民の集団自決への軍命があったかなかったか。
裁判にもなった教科書問題だ。当時の守備隊長梅沢氏がこっそり座間味島へ宿泊し戦後の元村助役の宿で酒を飲み口説き署名捺印入りで軍命はなかったと書面をもらった。
口説き文句は梅沢氏の母が死ぬ前に汚名を晴らしたいための個人的なものだと連日の口説きに折れたものだが、当の元村助役は戦時中、島にはいなかった。それが裁判の証拠資料として使われた。
年寄りの寂しさはわかるが歳をとれば情に脆くなる自覚など難しいか。

0 件のコメント:

コメントを投稿