反動だね。
県内二紙を潰せの右派への根深い感情が隠せない。
大きなニュースだが損得を考えると安倍支持率アップ要素の日韓慰安婦問題合意でしかない。
確かに字面での評価はできないにしても大きなニュースには間違いない。冷静さでのバランスが欠けている。
新聞への政権圧力の強さへの対応の違いとも取れる。
しかし、アメリカ、欧米や中国の評価が大袈裟過ぎる。ヨーロッパから極東の小さな二国間問題を大きな歴史的前進と評価するとは敏感過ぎるというのが今の国際情報を表している。
ロシア、ウクライナ、シリア、トルコが緊迫していなければ、このような評価にはならない。
西欧軍事ネットワークにとって大きなニュースであり、日韓慰安婦問題合意が歴史的大きな前進を評価するものではない。
ロシアの東の綻びの目処に前進が見えただけであり、紙面にある安倍政権の政策転換が踊るのを見て、おおさか維新の橋下徹から吉村へソフトランディングと同じ。
来年はソフト路線の周知戦術が続くか。
それにしても、琉球新報の赤旗化は言い過ぎかな?色の濃さは際立つ。タイムスにはわかるのだろうな。
北谷町町長の野国昌春氏、長く北谷町町長をやっている。私の記憶違いでなければ、沖縄電力労組の役員、旧同盟沖縄の役員を経て北谷町町長。
旧総評系の県労協サイドから見れば、労組系と言っても保守色が強いイメージ。
公明党県議の吉田かつひろ氏も沖教組?
見事な転身である。
政治的に革新リベラル勢力の代表的存在とも言える労働組合、しかし、その実態は保守性によって成り立つ、当然、組織幹部までやった人ほど思考と行動は保守的になる。
組織内の団体とは性質上そのようなものである。
革新リベラルらしさのイメージはアナキーズム、アナキーと勘違いされて革新リベラルのイメージと思い込んでいる。まったく異質なカテゴリーだろう。
市民団体にしろ本体は保守性を帯び、周りにアナキーが取り囲む。
保守リベラルはあっても革新リベラルなど勘違いだろう。革新にリベラルなど成り立つ訳がない。
役所に至っては保守性の塊で、警察組織と五十歩百歩な組織保身が大前提。
彼らの特性までは理解できるが彼らと利害が一致する瞬間的なタイミングを見極めるのは困難な作業になる。見間違えば深い海の底の貝、それもたまに噛み付くから厄介だ。
やはり、歴史は面白いな。たまたま、車の運転中に音声だけのテレビを聞いていたら、浅井長政の話が流れてくる。
同盟関係の信長をナゼ裏切ったのかという問いが出てくる。
その答えがよって立つ経済基盤の違い、経済システムの違いからくる。戦いという結論だ。
浅井長政の配下の家来は国人、地侍、土豪で成り立ち、それぞれ規模は違えど領地に根ざした経済基盤で成り立っている。
旧来の荘園制度であり、複雑に入り込め所有関係が続いている地域であり、信長、秀吉は対照的にその経済基盤を壊すことで成長した勢力となる。信長、秀吉の天下統一の歩みが旧来の経済基盤を壊すことで達成するのだが途中で信長が死に秀吉になり中途半端な状態で毛利や島津などその他が残ることになる。
土地と領主の絆が残ることにより政治的に地域性が出ることになる。
古今東西、変わらぬ構図であり、世界的にも同じような事が今なお続いている。
それが幕末明治維新まで続くことになる。
NHK大河ドラマの変せんも政治と合わせて見るとオカルト的には面白い。
2013年の八重の桜と2015年の花燃ゆとはかなり、感じが違う。共に視聴率が悪く、花燃ゆは最低更新となりそうだ。
八重の桜は会津、負け側の話で誇りがあったが花燃ゆは驕りにしか見えない不思議、たまたま、安倍政権だからだろうか。
やけに長州を印象付けてしまった。
いずれにしろ、社会システム、経済基盤の変革、破壊が行われた歴史的な事件として、大化改新、信長秀吉徳川、明治維新という勝手な線引きだ。
敗戦により、大きくその社会システムが変わるはずが実際は再利用というアメリカ政策により、日本人とドイツが再生され、アメリカ政策の成功例として今日まで続いているが、ソ連崩壊からロシアにおいても順調に進んでいくはずであったがプーチンの登場で雲行きが怪しくなり、アメリカ政策が通用しない実例と成りつつあるのが今の国際情勢だろう。
プーチンの国内政策の成功を防ぐ事ができずに、その勢いが周辺諸国に及び始め、諸所の条件も重なり、ロシア国内へ押し戻し再逆転のアメリカの取り組みが裏目に出た形だ。シリア、イラク、イランというアメリカ政策によらない中東地域の誕生という危機にアメリカが追い込まれた形だ。
トルコにとってもイスラエル、サウジにとっても危機的な存在に関わる大問題になってしまう。
そして、昨日、段取り通りの日韓慰安婦問題合意が有無を言わさず合意である。実態はともあれ、これでアメリカを挟んだ日韓の軍事的不協和音は形だけでも取り除けた。
その成果にヨーロッパが最大限の評価になり、アメリカの控えめの評価と中国の冷めた評価になる。ロシアからの評価ニュースはまだ見ていない。
経済基盤の変化というTPPもやがて紆余曲折が絡み合って続いていくだろうな。
陰謀論の結論は
アメリカ政策の失敗したロシアと失敗にこれから向かいそうな日本との武力衝突を如何に演出し向かわせるか。一石二鳥のダメージコントロールだ。
再利用の弊害をなくすにはダメージを与えるしかない。日露戦争の再現が理想となる。
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