新国立競技場の記事が小さく載っている。
記事内容は当然と言える。新国立競技場デザイン案二つが発表された時点で、デザイン案外条件に予算その他があり、その中に木材、木を使うことあることに違和感を持つのは当たり前である。
大量の木を使うことは林業振興に直結し、流通ルート整備など幅広い事業が想定できる。
いくら林業振興が大事で日本有数の資源活用の可能性が叫ばれても予算はストレートにはつけられない。
オリンピックという一大国家事業の目的があって関連予算から始まる。林業予算が大手を振って要求しつけられる。林業振興では難しい予算もオリンピックに関連しての林業振興なら大丈夫だと言える。
ちなみに以前にも言ったが林業県と言われ、他にめぼしい目玉がない地域には追い風となり、林業振興の大きな障害である林道整備や機械化など附随する事業項目は多い。
産業規模や経済規模から直接的に林業振興への予算は大胆にはつけられない。サミットやオリンピックなど選挙前だからできることがある。
一度予算が付けば継続事業で予算は膨れていく。
小さく産んで大きく育てるダム建設事業などがいい例になる。
行政行為や予算との相性は、最初が肝心で如何に予算をつけるか金額の規模ではない。
理由付けが大きなポイントを占める。
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