2016年1月7日木曜日

我れ先に

不安定化する国際情勢のブームに乗り遅れてはと、「ワァーもワァーも」と北朝鮮が地下核実験だ。
国際政治や国際戦略など
所詮、このレベルの話でスゴく単純な動機でシンプルに見た方が正しい。
あえて複雑な理由を付けるほど、実は簡単な動機、利害でしかない。
歴史や宗教、民族など、後から取って付けたハリボテでしかない。
歴史とはとても利用価値の高い作品で政治的動機にはよく似合う。
100年前のイギリスによる中東でのサイクス・ピコ協定が引っ張りだこに解説に使われるが、そもそも、それ以前にローマ時代から抑圧されていた。
ヨーロッパと中東の関係は、日本と朝鮮との関係に似ているがその関係は近代からで中東は遥か古代から抑圧された地域になる。
そこに問題を重ねれば分かりやすいが本当にそれが一番の要因だろうか。
もっとドロドロした目先の利害が最大の要因だろう。
利害の正当性などある訳もなく、見せかけの理由、正当性を歴史に宗教、民族により納得しやすい動機にすり替えてしまうのが政治たる所以となる。
何が何して、あーして、こーすれば、どこが誰が得するのか?
イスラム過激派、ISなどを利用するやり方は昔から同じ方法で見え過ぎた手垢の付いた手法でしかない。
映画「ベンハー」や「アラビヤのロレンス」の焼き増しでしかない。

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