2016年1月7日木曜日

水爆ショック

北朝鮮の水爆ショックは
報道から見て、サウジイラン断行を遥かに超えたインパクトだね。
北朝鮮の立場になれば、グッドタイミング、絶妙な影響を与えた。
国際政治が派手に騒ぐ割には実際の影響、国民影響はサウジイランの中東危機だろう。
北朝鮮が実質的な行動に出ない、出れないとの話が前提になる。
夕方のニュースは石油安を伝えている。
リビアの石油施設テロも次から次へと仕掛けなど産油国の経済的切迫感はかなりのものだろう。
イスラム過激派やISなどの報道が如何にもウソぽっく猿芝居に見えても巻き込まれ被害は現実にある。
東アジアにのみ残ったふたつの分裂国家、北朝鮮と台湾。
台湾の政権交代は間違いなく、この時に北朝鮮の核は中国、アメリカにとって痛いな。
安倍だけはチャンスと見ている。

それにしても北朝鮮への政治家やマスコミの言及が変だ。
「何を考えてるか分からない国だ」とか言っている。
「空気を読まない」とか「何をするか分からない」とか。
ウソだ。
「言うことを聞かない国だ」「思い通りにいかない国だ」なら少しは分かる。
にも関わらず「何を考えてるか分からない」とは情けない。国民に対してイメージの刷り込みだ。
北朝鮮の立場に置き換えれば、想定内になる。
そのまま、日本に置き換えれば、日本こそ、分からない国になる。
原発技術とロケット技術とプルトニウムがあり、非核三原則もあり、平和憲法もある。
防衛費も5兆円を超え、盛んに中国脅威を叫び、
美しい国、日本と挨拶し、話す会話は戦後レジュームからの脱却となる。
自衛隊に上陸作戦部隊を創設し海外派兵ができるようにした。
ホント、何を考えてるか分からない国だ。

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