2016年2月19日金曜日

18歳選挙権なんちゃって

18歳選挙権の特集をマスコミは盛んにやっている。
NHKが徳島の県議団の取り組みが紹介する。
30歳の県議が出て来て若者対策に奮闘する。その接点の難しさをアピールだ。待て待て、君が若者の代表ではなかったか。
30歳の県議がいつの間にかおじさんの代表の代弁をしていては話にならない。感性が若くない証拠を露呈しているようなものだ。
絵柄が常に対面した構図ばかり、それでは距離は埋まらない。
若く権威、権力の中枢にいる実感が自覚なしに若者に限らず他人に対し権威を見せびらかす対応になってしまう。
その無意識の線引きこそが政治のリアル感をなくしている。
先生と生徒的な対面では会話は成り立たない。会話ではなく責めている姿にしかならない。会話というコミニュケーションが成り立ってない。
そもそも、効率的にやろうなどと考えが甘い。
せめてシンポジウム形式が円卓、個別対話式の演出は必要だ。

それにしても、民主党はセンスない。
蓮舫が学生からの「奨学金問題」の質問に「民主党を支持する有権者がいなくて下野した」からと答える。
こんな民主党だから、人気どころか共感を持つことができなくなる。下野した原因は違うだろ、自覚なしだね。
それこそ、その期待を裏切った結果だろが。

追い打ちを掛けるように枝野幹事長のネット番組出演を取り上げる。しかし、基本的にここは、枝野ではないだろと突っ込みたくなる。
己の姿、党のイメージを見つめることなく民主党の再生などありえない。
若者対策を本気でヤル気なら、別のキャラクターを真剣に考える必要を感じてない。古い権威体質を引きずった労組臭だ。
18歳選挙権の現実対応脳など皆無の政党だろう。
せめて若者、ネット対策は別の政党かよと思うぐらいに顔を一新しないとダメ。
ポスト蓮舫を探せだな、魅力とは何かが民主党には無い。

それに比べ自民党は、センスがいい。それでもネットカフェを見る人は少ない。安倍首相の顔を映していたが根拠のない明るさと余裕は枝野幹事長よりはるかにマシだ。
この笑顔から学ぶべし。

ネット対策の蓄積が生きてくる。
良いものは真似る柔軟さがないと野党は置いていかれるばかりだ。
一度、自民党ネットカフェを見て気づくことも多いはずだ。
分からなければ消えていくのみ。

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