昨日の現実総理大臣と前総理大臣の予算委員会での質疑が話題になった。
党首討論では、元安倍晋三首相と野田佳彦首相がやって、「約束」で解散した経緯がある。
今回の演出も、その伏せんの上での委員会質疑として行われたが、どうも「プロレス」ぽっいな。ヤラセというか「あ・うん」の呼吸、利害の一致でのそれぞれの党内利害が見え隠れしているように見えてしまう。
この数日の衆議院議員定数削減の流れ、自民党内での話の持って生き方と党内合意の中身、次の国政調査云々があって、今回の野田佳彦元首相の委員会質疑になっている。
裏で繋がっていても不思議はない。
この2人の共通点は、それぞれの「美学」だ。
思想・信条や政策よりも己の美学を優先することは、先の党首討論で実証済みである。
政局や党内利害よりも己の美学と「あるべき国家像」でありる。その国家像が目的となり、プロセスの私物化と国民意思の達成という政治の目的を勘違いした2人には共感する物も多いだろう。
国民世論を重視する安倍さん、自民党の議員定数削減の先送りは、安倍長期的政権達成、オリンピック政権となるには障害と判断すれば、野田佳彦に電話すれば「あ・うん」の話になる。
winwinの関係だ。
マスコミが詳しく解説してくれる。野田佳彦に言われる前に、午前中、一番で定数削減を前倒しすると発言など、おもしろおかしく言ってくれる。
そこでの主役は、やはり、安倍晋三であり、野田佳彦ではない。
安倍さんの言いたいことを言わせる演出でしかない。
そのニュースを見ていて、思い浮かぶのは「大政奉還」であり、江戸城無血開城である。野田佳彦は勝海舟気分なのだろう。
幕末の話は諸説言われているが普通ではおかしな話である。その再現を真似たと思えばガッテンはしやすい。
最近の明治美化の風潮、再評価の流れたも合う話だ。
ソ連時代のゴルバチョフがアメリカCIAの工作員という陰謀論すら笑えなくなるくらいの安倍と野田の中かもね。
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