2016年2月16日火曜日

部活の中学生の明るさ

国会中継を見ていると安倍総理の楽しそうな答弁は、部活に通う中学生の明るさに見える。


しかし、野党と違い安倍政権は幾らでも指し手のある忙しい状況だな。
詰将棋の感じかな。
じっくりと石橋を叩きながら飛車角取りに行くか、一気に王手で詰めていくか。指し手が多ように見える。

その表れが安倍総理の予算委員会での雄弁さだ。明るい。


先日の日刊ゲンダイにしろ、昨日のペットフードの話にしろ、安倍ペースは乱れない。



その心の余裕はポスト安倍が存在しないことと、自民党に変わり得る政治勢力がないことにある。
どう転んでも「直ちに」はない。余程の致命的なミスでさえ、政権本体や自民党の過半数割れにはいかない。すべて、今の安倍総理や自民党の代わりが存在しないからだ。
ダメでも自民党の方がマシという今の政界だ。
橋本徹首相が登場するにも数年はかかる。
嘘だと思うなら、国会中継でその雄弁さを確認した方がいいな。


野党共闘の努力も否定しないが、もっとダイナミックな動きの仕掛けがないと空気は変わりそうもない。日本新党が登場したような、まったく新しい政治勢力の登場しか現状打破は難しいだろう。


強い信念を持つ新党結成が「急げば廻れ」という唯一の道だと考えるのは私だけだろうか。
今の野党はすべて守旧派でしかない。

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