8月14日
米軍ヘリ墜落事故に対する状況のニュアンスがちょっとづつ変わっていく。
微妙な言い回しは何?
自衛隊は研修と発言し「米特別作戦部隊が海上演習を自衛隊に実演していた」
が、を、に、実演していたとは?
実演、演習、研修と似たような言葉が並ぶ、見学とはさすがに言えないのか? 日本の国会審議や東大話法へつなげやすい配慮かね。
米軍ヘリの定員オーバーや機体不調など安全確保対策が問題になっている。
しかし、不謹慎だがお門違いでは、実戦形式の演習である有事において定員オーバーも想定訓練、オリバー・ストーンの映画「プラトーン」や「地獄の黙示録」を見れば一名の定員オーバー、ヘリから足を出すは日常のシーンとして映し出されている。
訓練の為の演習と今回のテロ、ゲリラ制圧想定の実演は違うニュアンスを匂わしている。
実演とは何を意味する。
安保法制審議が進行中であり、リスクが増える事はないと政府は明言している。訓練ではなく演習、実演の詳細は公表できる訳もなく、その中には当然リスク想定も被害想定もある。
今の日本に被害想定を受け入れる国民的土壌はない。
オススメ映画「プラトーン」「ディアハンター」をみんなで再度見て確認だ。
ベトナム戦争映画祭だ。
しかし、それらは日本に関わる問題であり、当然、沖縄も含まれるが、しかし、沖縄での問題は、そのような実戦形式の演習が毎日行われている事である。
戦場の中に未だに暮している事が内地には実感として理解される事はない。
それは、沖縄に俄か移住して知ったか振りナイチャーにも言える。
20年30年住んでも分からない人もいる。逆に悪質化するのも顕著に現れている。
確かな年月日は覚えてない。
復帰前である事は間違いなくドルから円への通貨切り替え後の話。
当時は那覇市内でも市内隅々まで路線バスが走ってなく、たまに遊びに那覇へ行く牧志から開南辺り、往き帰りに那覇軍港の側を通る。
フェンス越しに戦車、ジープ、トラック、装甲車など土で汚れ草が絡み、ベトナム戦争の前線から戻り港の国道側に並んでいた。
毎日毎日、入れ替わり潮の満ち引きのように変わる。
ある日、七つ年上の大学に通う兄が複雑な顔をして言った「いいアルバイトがあって日当1万円だが中部にある北谷の海軍病院の死体洗浄らしい」と。それからしばらく帰って来なかった。
一週間やって辞めた
次から次と袋に入ったベトナムで戦死した米兵が運ばれて来て処理が間に合わない。
袋を開けたら泥だらけ血だらけ、アッチコッチもげたり無かったり。七万円で充分もう要らないらしい。
75年のサイゴン陥落まで、ずっと沖縄は戦争が続いてた事になる。サイゴン沖の米空母から米軍ヘリを海中投棄するニュース映像はショッキングでよく覚えている。
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