非同盟について、改めて思い出してみた。
当たり前のように日本政府、政権が日米同盟と使うようになって久しい。
私の記憶だが以前は日米安保であり、敢えて同盟と言う言葉は避けていたように記憶している。
同盟と言うと戦前の三国同盟、軍事同盟であり、日米安保に関して憲法や国民感情を非常に意識していた時代があったのも忘れてしまった、なんの違和感さえも最初からなかったみたいな今の日本で非同盟主義など夢想にも値しないのだろう。
テレビニュースで日米同盟のことばを聞いたのは何時の政権からかも記憶が定かではなくなっている。湾岸戦争?
PKO後なのか?中曽根なのか小泉なのか。ナゼか不鮮明だが違和感だけが記憶に残っている。ナゼ誰も追求しないのかと。
常識は時代と共に変わり、意図的に変容されて行き、論外であった軍事同盟としての集団的自衛権が当たり前の安全保障上常識として語られる。
物心ついた頃、ケネディ、オリンピックからソ連崩壊まで、周りで消えていったガンジー、非暴力、非同盟、シュバイツァー博士。
共産主義と共に非同盟主義もすでに終わった概念かも知れない。
返信削除社会の進化とは今までは高い方へ基準を合わせて行く過程で行われていたが、ITとグローバル化で低い方へ基準を合わせて行く社会の劣化の時代の最前線にいるかも知れない。中国を利用した世界の中国化の時代。格差を前提とした平等公平が成り立たない社会がアメリカを中心に浸透して行き、形を変えた奴隷制度のSF映画の世界。
返信削除日本の政治の劣化、政治家の劣化が始まったのは松下政経塾であり、政党候補者公募だろう。松下政経塾出身者が自民党民主党へ就職のように候補者になり、多くが国会議員になった。政党活動も政治活動も選挙活動も経験せず、市民活動すらない職業政治家を許した結果だろう。政党思想も有権者の意志の代弁者としても機能しない。形骸化した政党と国民主権の原因で選挙での選択肢さえなくなってしまう
返信削除台湾の選挙、親米対親中。日本でも日米安保対非同盟ぐらいの対立があってもいい。1度の民主党政権の失敗で日米安保絶対主義には疑問。
返信削除日米安保を小さくし非同盟路線に転換するには韓国との関係改善が絶対条件になる。関係改善レベルではなくフランスドイツ関係を超えたカナダアメリカ関係レベルの信頼関係の構築だろう。その為には、韓国政策は「無償の愛」外交しかない。ひたすら愛を囁く、右の頬を叩かれたら左の頬を差し出す位の無償の愛の表現が必要だろう。強固な信頼関係は領土問題など小さな問題になりうる可能性ができるかも。
返信削除それ以上に対中、対ロ、対米に対する政治力は計り知れない。両国の環境も似通っており共通利害の構築は可能だろう。対韓国関係を構築できなければ中国ロシアどころかアメリカへの発言も軽視され続けられる
古代において、対中国政策で朝鮮半島諸国で共闘したり分裂したりした歴史がある。余りにも大国である中国を軽視できない地理的経済的環境は多少の程度の差はあれ共通した課題。
返信削除7世紀の渤海やアムール川流域の世界観も興味深いものがある。